公開日：2024/05/23

ニキビを潰すのは良くない？ダメな理由と自分でケアする方法を解説

「ニキビができたときに、潰した方が早く治る」という話を聞いたことがある方も多いはずです。ニキビの跡を残さず、早く治癒するためには、どのような対処が適切なのでしょうか。そこで今回は、ニキビを潰した方が早く治るのか？という疑問にお答えします。ニキビ肌向けのおすすめスキンケア方法も併せてご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

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ニキビを自分で潰すのはNG！

ニキビがあるとつい潰したくなることがありますが、ニキビを自分で潰すことは、肌にとって非常にマイナスな行為です。「ニキビを潰して膿を排出すると早く治る」という噂もありますが、炎症が悪化すると、治るどころかますます長引いてしまいます。

ニキビを触ってはいけない理由

ここからは、ニキビを触ったり、潰したりしてはいけない理由について解説します。

悪化させて治りにくくなる

初期のニキビは「黒ニキビ」や「白ニキビ」と呼ばれるもので、まだ炎症を起こしていない状態です。これらのニキビは、日常生活の中で自然に皮脂が排出され、いつの間にか治癒していることもあります。しかし、不衛生な手でニキビを潰すとニキビやその周りに傷口ができて、炎症や化膿の原因になります。

また、ニキビが気になって頻繁に触る行為は皮膚にダメージを与えて悪化させるだけなので、自分でニキビを触ることは絶対にやめましょう。

ニキビ跡になりやすい

ニキビを触ると、炎症を引き起こしたり悪化させてしまったりします。炎症を伴ったニキビは、治癒した後も跡になってしまうことが少なくありません。ニキビ跡は大きく分けて、色素沈着タイプのものと、クレータータイプの2種類がありますが、どちらも目立たなくなるまでに相当な年月がかかります。

特に、クレーター状のニキビ跡は、医療の力を借りなければ改善が難しいため、跡を残さないためにもニキビは絶対に触らないようにしましょう。

ニキビ肌向けのおすすめスキンケア

ここからは、ニキビに悩む方向けのおすすめスキンケアをご紹介します。

洗顔で皮脂を落とす

過剰な皮脂は、ニキビの原因となるアクネ菌の餌となります。朝と晩の1日2回洗顔を行い、余分な皮脂をきちんと落としましょう。しかし、ニキビを早く治したくて、1日に何度も顔を洗う方もいますが、必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥を引き起こしてしまいます。過剰に分泌された皮脂のみを除くためには、洗顔回数を1日2度にとどめ泡で撫でるようなタッチで優しく洗うことが大切です。

保湿する

肌のターンオーバーを正常化し、ニキビのない健やかな肌を保つためには、こまめな保湿が大切です。自分の肌タイプに合った化粧水や乳液、クリームなどを使って水分を補い、柔らかい肌をキープしてください。

日焼け止めやBBクリームを塗る

紫外線から素肌を保護するのは、肌のバリア機能を保ちニキビを予防するために、とても大切なことです。出かける前には、日焼け止めやBBクリームを塗って、しっかり日焼け対策を行いましょう。紫外線から肌を守りながら、目立たないようにカバーしたいとお考えの方は、BBクリームを選んでください。ニキビのできた肌を自然に隠しながらケアすることができます。

ニキビを潰したときに出る白い物の正体

ニキビを潰したことがある方は、破れたニキビから、膿のような液体や、乳白色や黄色の塊が出てきた経験があるのではないでしょうか。これらの正体は、古い角質や皮脂の塊です。本来古い角質や皮脂は、皮膚のターンオーバーに伴い、自然と皮膚の外に排出されるものです。しかし、毛穴が何らかの原因で塞がれることにより、毛穴の内部に角質や皮脂が溜まってニキビになるのです。